経済力、信用度が共に高い企業は、環境処理施設の入札を開催する際、環境処理基準が国際基準を満たす入札者を慎重に選ぶ。それが企業の価値を高め、国内外の顧客に対し、環境保護を念頭に生産活動を行っていることをアピールすることができるからだ。
今月6日、シンガポールのGlowtec Environmental Engineering 社は、ベトナムの大手食品加工会社のベトナム食肉産業社(Vissan)の汚水処理システム施工に着工した。ベトナムにおける工場の汚水処理施工の今後の展望についてGlowtec社のChuan Diong Sian会長に話を聞いた。
Q: 現在のベトナムにおける工場の汚水処理状況についてどう思われますか。
A: 現在、全国で新工場または工業団地を建設する際は汚水処理施設の併設が義務づけられています。ホーチミン市では、環境汚染を引き起こす企業を工業団地に集めるという計画があり、環境汚染処理を積極的に推進しています。このような状況から弊社のような環境汚染処理専門企業にとって魅力ある市場であることが解りました。
Q: 現在、御社は代表事務所としてベトナムに進出していらっしゃいますが、業務拡大のためにベトナムに法人を設立される予定はないのでしょうか?
A: 弊社がホーチミン市に代表事務所を開設したのは1年以上前ですが、その2年前から既にここに来ていました。進度が遅くても着実なプロジェクトを選び、多くのベトナム企業に弊社の名が知れ渡った頃から現法の設立を考えるようになりました。汚水処理施設の需要の高まりを踏まえ、恐らく今年末にはベトナムに法人を設立することになると思います。新規の顧客も増え、弊社の知名度も上がると期待しています。
これまでに、多くのベトナム企業に汚水処理施設の施工を行ってきました。昨年に手掛けたVinamilk社の施設は汚水処理能力が1日900?(45万ドル)で、今回のVissan社の施設は処理能力がさらに高いものです。Dong Nai省やハノイにも同様の施設を建設しました。
この3年間で私たちが手掛けた施工の売上総額は約150万ドルになります。これは、他の分野の企業と比べれば大きな額ではありませんが、通常、建設プロジェクト費全体に占める汚水処理施設への割当て資金の比率は非常に低いため、環境汚染処理企業としては良い業績だと言えます。
Q: しかし、環境汚染処理市場の競争はそれほど激しくないのではありませんか?
A: そんなことはありません。環境汚染処理市場での競争は、今や熾烈を極めています。この業界は水面下での競争が激しく、競争相手はベトナム経済の発展の勢いに乗った現地企業のみならず、外国企業も含まれています。そのような状況でも弊社はかなり優勢で、独自の経営戦略も持っています。
Q: 御社はVinamilk社およびVissan社のプロジェクトを落札し、次はゴム工場のプロジェクトを落札されたそうですね。食品や農産物の加工工場の汚水処理において優勢ということなのでしょうか。
A: 食品関係の分野だけではなく、他業種の工場、工業団地、病院の汚水処理施設、ホテルへの水供給などのプロジェクトも落札しています。私たちは汚水処理の施工業において優勢で、しかも環境にやさしい好気性菌を利用した新技術を取り入れた水の供給も行っています。これは、多くの先進国でも取り入れられています。汚水処理業務における最大の難題は悪臭の除去ですが、私たちはそれも克服しました。
弊社の特徴は、設計から建設、試運転までを一括して行うという点にあり、現在、中国、ベトナム、カンボジア、フィリピン、インドネシア、マレーシア、そしてシンガポールなどのアジア諸国に代表事務所があります。
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