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ベトナムのバス利用者数、2010年までに25%を目標

 南部交通運輸経済開発研究センターは8月19日、「2010年までのホーチミン市バス路線網開発計画」に関する公聴会の最終報告書で、市はバス利用促進に一層努めることを目標とすると発表した。具体的には、計画1で交通手段全体の18% (1日あたり315万人) 達成を、市の援助政策を想定した計画2で25%達成を目指す。
 市のバス路線網計画は本線22本(全長のべ409km)、高速本線6本(274km)、および支線251本(3,332km)を整備し、利用者の需要に応えていく方針だ。高速本線6本は、▽Cu Chiターミナル−Phu Xuanターミナル間、▽Cu Chiターミナル−Suoi Tien間、▽Bien Hoa−Binh Chanh間、▽Bien Hoa−An Lacターミナル間、▽Tan An−Mien Dongターミナル間、▽Tan An−An Suong間となっている。担当機関によると、現在市内ではバス2,600台が運行しているが、計画1では新たにバス9,541台が、計画2では1万3,229台の投入が必要だという。
 専門家はバス路線網計画に対し、16の輸出加工区・工業団地向け路線の必要性や、バス路線と列車・地下鉄の駅、空港との連結など数多くの課題を挙げている。
 ホーチミン市科学技術協会のPhan Phung Sanh氏は、高速路線の運行はさほど急務ではないとし、既存路線の運行スケジュールの遵守を重視している。ホーチミン市技術師範大学のNguyen Tan Quoc教授は、運賃、運行時間、低所得者への便宜性の3つの課題を克服する必要性を唱える。Nguyen Le Ninh博士は、バス路線網計画は、市内の道路の一方通行化計画も視野に入れなければならないと指摘する。一方通行化計画は交通渋滞を緩和し、他の交通手段にとっても非常に効果的な上、道路拡張工事への負担も軽減されるという。
 市交通工務局によると、1996年からこれまでにバス路線網計画は6回立案されたがいずれも批准に至らなかったという。2002年にようやくバス利用が本格化し、利用者数も次第に増え始め、現在では以前の6倍にまで伸びた。市人民委員会は近年、あらゆる形態の事業体を対象にしたターミナル建設やバス車輌購入に関する投資奨励政策や、バス利用客向けの援助対策を多く打ち出している。

(Tuoi Tre)
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