Q: ここ数年、ベトナムを訪れる韓国人旅行者が増加しています。2004年の韓国人観光客は延べ21万人、どのような点が魅力的なのでしょうか? A: 韓国人にとってベトナムが未知の国だからです。景色は美しく、手付かずの自然がたくさんあります。またベトナムと韓国の文化には多くの共通点もあります。例えば韓国人にHa Long湾観光が好評なのは、海を眺め酒を飲みながらクルージングを楽しめる点が韓国人の趣向とマッチしているからです。 韓国人に対する観光ビザが免除されてから、ベトナムを訪れる韓国人の数は急増しました。弊社利用の観光客数も2003年と比べ87%増加しています。ハノイ−ソウル間の直行便を就航して1年が経ちますが、弊社は観光客数の増加に伴い増便を図ってきました。2005年にはさらなる集客を狙って様々なアイデアを考えています。例えば、弊社は今年4月1日から韓国‐Vieng Chan(ラオス)線を就航しますが、そこからDa Nang、Nha Trang、Ha Long湾へと向かう周遊ツアーを催行する予定です。 Q: ベトナム観光業界の発展ならびに韓国人リピーター数の増加には、今後どんな努力が必要だとお考えですか? A: 経済は目覚しい発展を遂げていますが、観光業界もまた大きな可能性を秘めています。観光業界の発展には民−官の連携が欠かせません。例えば、駐越の諸外国大使館はベトナムの独特な文化を自国の人々に紹介する窓口となるのではないでしょうか。 難点は、インフラの未整備と不十分な観光サービスです。ホテル数も少なく、言葉の問題もあります。タイのように韓国語ガイド養成に力を入れるべきではないでしょうか(2004年にタイを訪れた韓国人は約70万人)。そうすれば、さらに多くの韓国人を呼び込むことができると思います。また十分に活用できていない広告手段にインターネットがあります。ベトナムを紹介するWEBサイトは魅力に乏しく、情報提供の場としては不十分です。 Q: 韓国人に対する効果的な宣伝活動とは、どのようなものでしょうか? A: 近年、ベトナムの若者の間では韓国ドラマが人気です。そこで弊社は、ベトナムで有名な韓国の芸能人を現地に招き、ベトナム人と交流したり、Ha Long湾やSa Paなどへ案内するような企画を実施しようと思っています。そうすれば彼らが韓国に戻り、この国の魅力を周囲の人々に伝えてくれるでしょう。このような企画を年4回は実施したいと思っています。また弊社は、自社ホームページでもベトナム観光を宣伝しています。私たちは以前、第5回ASEM会議や韓越国交再開10周年などの際に、ベトナムを訪問する芸術家団体などに航空券を割引するなどのサポートもしました。また韓国では今後、ベトナムの観光地数カ所に投資する動きもあるようです。
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