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メコンデルタ地域で鳥インフルエンザ再発

 6月25日、農業農村開発省直轄の獣医局のNguyen Van Thong副局長は、37の省で鳥インフルエンザ再発の危険は依然として続いている事を明らかにした。
 Thong副局長によると、メコンデルタ地域、東南部、紅河デルタ地域の37省の家禽飼育場および国家種鳥センターの鶏、ウズラ、アヒル、鴨、計1万5,000羽の血清診断を獣医局が行ったところ、多数が陽性反応を示したという。鳥インフルエンザ再発とは断定できないものの、世間で病気に対する関心が薄れている中で、危険性は非常に高いとした。政府は、地方自治体および管轄官庁に対し鳥インフルエンザ再発防止対策の継続を要請する指導文書を公布した。また農業農村開発省は6月23日、再発防止に向けた緊急対策を講じるよう各地の管轄官庁に求めた。具体的には、▽各省における鳥インフルエンザ防止委員会の活動強化と継続、▽各村落・集落における全家禽飼育場での検疫実施、▽鳥インフルエンザウイルスにより家禽が死亡した疑いがある場合に血液検査の実施、家禽の早急な処分、および規定に基づいた他の対策、▽家禽処分や消毒などの経費負担、▽H5型ウィルスが検出された家禽飼育場の徹底管理と、これらの飼育場の種鳥販売を禁止、▽鳥インフルエンザ再発時に備えた緊急報告システムを確立し、ウィルス拡大阻止のため発生事実の隠蔽を禁止する。
 中国から鶏肉、種鳥や卵が密輸されている現状についてThong副局長は、この問題が「獣医局が管理できる範囲を超えており、国境地帯各省の地方自治体は早急に市場の管理と防止対策を強化しなければならない」と述べた。また、農業農村開発省と共に、鳥インフルエンザ再発防止および家禽密輸の現状調査・阻止対策の強化について直属機関に対し指導済みである事を明らかにした。
 6月29日までに、Bac Lieu省Vinh Loi県Chau Hung村Tan Tao集落の家禽飼育場で、約3,000羽の鶏が鳥インフルエンザにより死亡し、同省獣医支局およびCan Tho獣医センターにより処分された。また同支局技術部のTruong Phuoc Thong部長によると、6月17日、Long Thanh村の飼育場で約200羽の鶏が死亡し、その肉が販売されていたことが発覚した。その後、家禽の死亡数が急増したため、ホーチミン市獣医センターで血清診断したところ、H5型ウイルスが検出されたという。

(Tuoi Tre)
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