計画投資省副局長Nguyen Anh Tuan氏は、11月中旬までのFDI(外国直接投資)が35億ドルとなり、年内には40億ドルに達する見込みだと述べた。これはASEANではシンガポール、マレーシアに続いて第三位の投資額で、タイとほぼ同額となっている。
Q: 今年のFDI(外国直接投資)の現状をどのようにお考えですか?
A: 年内には間違いなく国外からの新規投資が40億ドルに達するでしょう。総投資額1億9,000万ドルの履物生産工場(Dong Nai省)、3億ドルの西湖ニュータウン建設(ハノイ)などの大きな計画が既に提出されているからです。この二つが承認されればそれだけでも40億ドル近くになりますが、他にもいくつか審査中の計画があります。
「年末までに40億ドル」という予想からもわかるように、外国からの投資が回復傾向にあることは明らかです。また、各国との厳しい競争がある現状を考えれば、今回の数字は高く評価すべきものと言えるでしょう。
Q: ベトナムへのFDIは回復し、上昇傾向にありますが、投資の実現には時間がかかることもあります。承認はされたものの、実現に至らない計画もあります。これは何が原因なのでしょう?
A: 計画の承認後、次いで具体的に工期を設定し、各段階を踏んで完成を目指すことになりますが、このプロセスに時間が費されることが多いのです。計画が大規模であるほど、多くの過程を経なければならないため、3年かかることもあれば、それ以上のこともあります。また、原則的には一つの計画が全体として滞りなく進捗することを前提としています。
2001年から現在までに承認された計画のほとんどが、こういった原則に従って実行されています。しかしながら、一部の計画では、用地買収の問題、参加する各企業間の調整、行政手続き、技術者をはじめとした人材雇用の面などで問題が発生しているのも事実です。これらに関して、関連当局と協力して解決に努めているところです。
Q: 現在でも、多くの外国投資家から行政手続きについては批判的な声が聞かれます。承認を得るためには、計画について各官庁・各省の意見を聞かなければならず、そのために一年も費やすこともあるようです。この審査プロセスをどのようにお考えでしょうか?
A: 現行の審査プロセスでは、計画承認に必要な情報や具体的な資料の不足といったこと以外で、各官庁・各省の間で意見の食い違いが見られるのも事実です。審査が外国投資局だけではなく、審査部でも必要だという背景もあります。
しかしながら、この問題については既に公布された議決第06号で触れられており、議決の詳細も近日中に公布されます。審査プロセスは、以前よりもスムーズなものとなるでしょう。
Q: 2005年のFDIについてはどのように予想されますか?
A: 2005年も引き続きFDIは増加するでしょう。質量ともに上昇し、42〜45億ドルに伸びると見込んでいます。根拠としては、1)ベトナムの政治・社会状況が安定していること、2)急速な経済成長を遂げていること、3)市場規模が日増しに拡大していることなどが挙げられます。
政策についても国内投資と外国投資とがより密接な関係を持つよう改善していきます。以前は、セメント、鉄鋼など一部の分野で投資の障害となるような規定もありましたが、現在は改正されています。ベトナムは今後もより良い投資環境を提供していけるものと自負しています。
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