ベトナム水産省は、Ha Long商業サービス会社の国有資本の一部売却や新株発行を通じた株式会社化を許可した。これによると株式化後の資本金は23億ドン(約14万3,800ドル)、株式保有率は、▽一般投資家・42.61%、▽従業員・33.09%、▽国・24.3%の予定だった。これ以前に同社はCon Rong水産・家畜飼料会社を合併、実際の会社資産は226億ドン(約141万ドル)に上り、国有資本はわずか10億ドン(約6万3,000ドル)を占めるに過ぎなかった。株式化後の事業計画、資本金をはるかに上回る資産、国が過半数の株式を取得しないことなど、同社の株式化は投資家の注目を集めていた。 新聞で同社の株式競争入札(12月16〜17日に受付)を知ったThoさんは、17日午後、参加申込みのため同社を訪れた。受付の女性スタッフは会社情報や入札規定に関する案内書を渡し、「帰ってよくお読みになり、明朝登録手続と保証金納付をお願いします」と言う。だが登録期限が17日だったため、担当者に会いたいと告げると、そのスタッフは「外出中です」と別室に案内した。部屋のドア前には、幹部との面会を求めて上階に上らないよう、警備員が立っていた。 教えられた担当者の携帯電話にかけてもつながらなかったため、Thoさんらはその場で書類提出を試みたが拒否された。女性スタッフの机に置いて行こうとしたが、「紛失しても責任は負いません」と言われ、翌朝出直すことにした。だが翌朝8時に書類を提出しようとすると、受付終了を理由に受理されず、この朝、担当者が姿を現すこともなかった。一連の対応には、関係者のみによる株式独占をもくろむ同社の姿勢が表れていると言えるだろう。
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