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ソフトウェア開発、ベトナムの将来を担う若者たち

 先ごろ、情報科学青少年アマチュアコンテストが開かれた。その中で審査員から高く評価された4人の若きソフトウェア開発者を紹介する。

■Le Xuan Tien君(ホーチミン市 高校生)
 Tien君は、 “インターネットショッピング I−Shop”というソフトウェアを開発し、グラフィックの美しさや実用性の高さから、多くの審査員に高く評価された。インターネットショッピングの需要は日増しに増えているが、国内ではまだ利用できる環境は十分に整っていない。このソフトウェアを使えば家にいながらにしてショッピングを楽しむことができ、支払方法も、▽銀行口座引き落とし、▽代引き、▽指定口座への振込、▽クレジットカード払いの中から選択できる。
 Tien君は、学校での勉強は理論中心のため、インターネットや読書を通じて独学で実践力を補うことが不可欠と語る。今後さらにシステムを強化し、ウェブ上での実用化に向けて改良を加え、このソフトが多くの人々に利用されることを望んでいる。

■Tran Quang Thien君(Da Nang市 小学校5年生)
“小学生のための交通安全指導ソフト”を開発したThien君は、「交通事故が増え続けているのは、交通ルールを理解していない友達が多いからです。そこで、クイズ形式で交通ルールを楽しく学べるソフトウェアを作りました」と話す。彼が開発したソフトウェアはグラフィックが美しく音声も効果的に使われ、青少年が楽しみながら交通規則を理解出来るよう随所に工夫が凝らされており、審査員から感嘆の声が上がった。
Thien君は塾で情報科学を勉強する他、専門書を読んで自宅での勉強にも勤しんでいるという。しかし、情報科学よりも絵を描くことの方が好きで、将来は建築士になるのが夢だと語る。

■Tran Thuy Vu Myちゃん(Can Tho市 小学校5年生)
“遊びながら勉強”というソフトを開発したMyちゃんは、今回のコンテストで上位入賞した唯一の女子生徒だったことから注目を集めた。彼女は、「情報科学の塾に通っていますが、パソコンがもっと上手になるようにとこのソフトを作りました。今回のコンテストのために、先生からのアドバイスを受けて改良を重ねました」と話す。このソフトは、▽クイズ形式で学べる基礎知識テスト、▽音楽を聴きながら勉強できる娯楽ソフト、▽礼儀・作法テストの3つのプログラムで構成されている。Myちゃんは国語と算数は市内でもトップレベルの成績で、先日Can Thoで行われた情報科学コンテストで優勝した。

■Nguyen Ba Son君(ハノイ市 専門学校1年生)
“オフラインフォーラム”というソフトを開発したSon君は昨年、数学プログラムソフトウェア開発コンテストで優勝した。数学および情報科学の成績は市内2位で、自らウェブサイト(http://www.giangvo.com/forum)も運営している。
 このソフトウェアを使えば、インターネット上の情報を一旦ダウンロードするだけで、その後はオフラインで情報すべてを閲覧出来るという。Son君はこのソフトを手がけた理由について、「ネット上では毎日数え切れないほどの情報が更新されていますが、インターネットの接続状況が悪く、接続料金もかさむことから、一度にダウンロードする方法はないかと思い立ちました」と語る。
 彼は情報科学の学習にあたり、分からないことがあると外国人専門家が集まるネットフォーラムへアクセスし質問する。通常15〜20分ほどで回答が得られるという。「情報科学で優秀な成績を収めるためには英語力も必要で、これからもっと多くの専門書を読まなければいけません」とSon君は語った。

(Tuoi Tre)
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