ハノイ市IT取引センター(Giang Vo通り185番地)の建設は、市人民委員会から委任された市ITプロジェクト管理委員会が投資主となり、1,035億ドン(約647万ドル)をかけて行われている。これまでに520億ドン(約325万ドル)が支出されたが、入札過程での不正が露見したことから、事業は現在、一時停止している状況だ。
事業では計16件の入札があったが、ITプロジェクト管理委員長Nguyen Song Dung氏が一部の違反を告発、市監査部が3件の入札について調査に乗り出した。
不正を発見したNguyen Song Dung氏は、2005年1月から関連当局に繰り返し事実を告発した。だが処理は実行されず、氏自身は嫌がらせを受けるようになった。職場では孤立、ITプロジェクト管理委員長として行った、違反のあった工程の一時凍結という提案も黙殺された。
違反のために事業が進行せず、また監査も入るため、氏は昨年末、違反をしていた人物が昇進するなかで、「任務を全うしない党員」との烙印を押されてしまった。